やる気を出す「魔法」について
「やる気を出す魔法」があるとしたら、その正体は拍子抜けするほどシンプルで、結局は「やること」に尽きます。ただ、それだけ聞いても誰も動けません。大事なのは、抽象的な精神論で終わらせず、自分の生活の中に具体的な場面を思い浮かべて、実際にやってみることだと思っています。実感は、やってみて初めて手に入るものです。
私にとっての具体例は、皿洗いでした。料理は大好きなのに、皿洗いだけはずっと苦手で、後回しにしがちでした(飲食店で働いていた頃は、皿洗いの速さなら誰にも負けなかったのに、です)。
最近、食後すぐに洗える皿だけをその場でシンクに持っていき、そのまま一緒に洗ってしまうようにしてみました。たったそれだけで、皿洗いへの心理的なハードルがかなり下がったのを実感しました。
それ以降は、お茶碗やカレー鍋のようにすぐには洗えないものだけを残し、それ以外は気づいた瞬間に洗う。乾いた食器も、目についたタイミングでその都度しまう。そうやって自分の動きを"プログラム"し直しただけで、家事全体が驚くほどスムーズに回るようになりました。
やる気を出す魔法は、結局のところ「小さな具体例を見つけて、実際にやってみる」ことでしか手に入りません。この記事を読んで少しでも心当たりがあれば、ぜひ一度、実際に試してみてください。