LINEスタンプを16個作って公開したら、商売の厳しさを思い知った話

先日、AIとGIMP、Web上の透過処理ツールを組み合わせて、LINEスタンプ用のイラストを16個一気に作り、そのまま販売申請まで済ませました。かかった時間はおよそ3時間。もっとこだわればさらに時間はかかりますし、逆に割り切れば1時間程度でも作れてしまいそうな感覚でした。

ただ、公開してから改めて実感したのは、収益構造の厳しさです。最低価格の190円で販売した場合、まずプラットフォーム側の手数料で30%が引かれ、残りの金額もさらに半分しかクリエイターの取り分になりません。つまり1つ売れても、手元に残るのは70円にも届かない金額です。

仮に「奇跡的に」100個売れたとしても、収益は7,000円程度。3時間の作業に対してこの金額だと考えると、よほど強いIP——誰もが欲しくなるくらい魅力的なキャラクターや世界観——を作れない限り、これだけで商売として成立させるのは難しいと感じました。

さらに、AIによって「それなりに見えるもの」を誰でも短時間で量産できるようになった今、この領域は一段と競争が激しい"戦国時代"に突入しているとも感じます。参入障壁が下がった分、生き残るためには制作スピードよりも、企画力やキャラクターそのものの魅力がより重要になっていくのだろうと思います。